オランダ型ワークシェアリングは男を変えるか?!

境界を越える女たちのネットワークが主催の表記のシンポジウムに、生活者ネットも協賛しました。

パネラー: 伊田 広行さん(大阪経済大学教員)
久場 嬉子さん(東京学芸大学教員)
竹信三恵子さん(ジャーナリスト)

シンポジウム概要
オランダ型ワークシェアリングは、失業の抑制、男女の平等、そしてできるだけ子育ては家庭で、という課題を同時に満たせる仕組みとして考え出された働き方です。パート労働を整備して短時間労働の機会を男女に保障し、子育て期には働く時間を選択できるなど、働く側がライフスタイルに合わせられるというものです。その特徴は家事や育児などのアンペイドワーク(無償労働)を人間に必要な労働として認め、政策的に保障しようという姿勢です。
経済の低成長化・グローバル化のもとで、注目を浴びつつある「オランダ型ワークシェアリング」−仕事と家庭が両立できるような働き方を保障するのか、それとも「食べていけない」ような細切れ労働を働き手に強いることになるのか?アンペイドワークとペイドワークのバランスがとれ、なおかつ「食べていける」働き方を実現するために必要な経済政策は何か。パートの均等待遇の問題も含めて考えて議論しました。

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