東京・生活者ネットワーク抗議声明 森喜朗会長の女性蔑視に抗議し、すみやかな辞任を求めます

東京・生活者ネットワーク抗議声明
森喜朗会長の女性蔑視に抗議し、すみやかな辞任を求めます

 

2021年2月8日

東京・生活者ネットワーク

 

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の「女性蔑視」発言に対し、東京・生活者ネットワークとして強く抗議するとともに、速やかに辞任することを求めます。

2月3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会での、森会長による「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」等の一連の発言は、女性をひとくくりにした差別であるとともに、多様な意見表明の機会を奪うという意味で、民主主義の否定にもつながりかねず、到底見過ごすことのできない重大な問題です。

森会長は、女性の会議での発言について「競争意識が強い」ことの現れとし、「誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思う」としました。さらに、他者が話したこととして、「女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困る」という言葉も引用しています。

決定機関での十分な議論を遠ざけ発言を控えることを「わきまえること」として評価し、それを女性にだけ規制として要求しようとする態度は、時代錯誤も甚だしい女性蔑視であるとともに、民主的発想がかけらもない組織運営の考え方は、討議制民主主義の否定にも重なるものです。

首相経験者でもある森会長の発言は一個人としての問題ではなく、日本社会全体の問題です。世界に向けて発信者となる立場としては不適任であることは明確です。現に、発言に対しての海外からの抗議が殺到しており、ジェンダー平等においての日本の後進性があらためて国際的に露呈し信頼は失墜しています。

森会長が会長であり続けることは、問題を矮小化させ、ただでさえ進んでいない女性の意思決定の場への進出をさらに遅らせることにつながりかねず、日本のジェンダー平等実現への本気度が問われることになります。

会議の場で発言を戒めるどころか笑いが起こったと報道されるJOCも、組織として猛省するとともに、すみやかに会長に辞任を促し、信頼回復に努めるべきです。

東京・生活者ネットワークは、女性の社会参加・政治参加を訴え実践してきた地域政党として、森喜朗会長に強く抗議し、すみやかな辞任を求めます。

以上