市民と議員の条例づくり交流会議に参加して

市民と議員の条例づくり交流会議は、今年11回目を迎え、はじめて京都で開かれました。会場は、京都産業大学、龍谷大学のキャンパスで、7月30日、31日の2日間に渡って、熱心な議論が行われました。
議会基本条例が、北海道栗山町で策定されてからすでに5年が経過しています。
このような動きは、全国の議会に少しずつ広がってきており、今年の3月の時点では168の議会で制定されています。しかし、中には十分な議論もせず、アリバイ的につくられた条例もあり、議会のミッションや議会審議の活性化を規定していくことが求められています。また、審議過程での市民参加は、まだまだ少なく、公聴会、参考人招致など議会の権能を十分に活用している状況ではありません。議員定数削減だけが議会改革ではなく、4年間の議会をどのように活性化していくのか。統一選挙の終わった今からこそ、しっかりと議論していく必要があるのではないかと思いました。

東京・生活者ネットワーク
代表委員/都議会議員 西崎光子

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