辺野古の海はいのちの海・土砂投入は許されない!沖縄の民意をふみにじる政府の暴挙に断固抗議!

2018年12月15日 04時19分 | カテゴリー: ステートメント, トピックス, まちづくり, 国際・平和, 活動報告, 環境, 議会改革

辺野古の海はいのちの海・土砂投入は許されない!

「止めろ!12.14辺野古土砂投入 3日間連続官邸前座り込み行動」が、12月12~14日、「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」の呼びかけで取り組まれ、多くの市民が参加した。同時に、13日には、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会/戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の呼びかけで、「辺野古の海への土砂投入強行を許さない!12・13防衛省抗議行動!」も行われた。写真は、座り込み行動3日目の14日、議員会館前集会で抗議の声をあげる市民。寒風のなか500人以上が集まった

政府は14日、米軍辺野古新基地建設を目し、埋め立て区域に土砂の投入を開始した。沖縄県の玉城知事が13日、岩屋毅防衛相に工事の中止を求めたが、「辺野古が唯一の解決策」とする政府は埋め立てを強行した。

「止めろ!12.14辺野古土砂投入 3日間連続官邸前座り込み行動」1日目の12月12日、沖縄選出の参議院議員、伊波洋一さんが参加し、訴えた

埋め立て区域のキャンプ・シュワブ沖は沖縄県名護市の東部に位置し、多様な生態系を有する、まさに「自然の宝庫」。「いのちのゆりかご」といわれるサンゴ礁にはぐくまれる魚や貝、さまざまな海の生物たちが生息する豊かな海だ。また、絶滅危惧種で、国の天然記念物のジュゴンも見つかっている。
この区域を埋め立てるのに必要な土砂の量は131万6500立方メートル、10トンダンプの22万台分に相当する。この大量の埋め立てによって、絶滅危惧種を含む5800種以上の生物が棲む豊饒の海が破壊されることは、次世代に対して禍根を残すことになるだろう。
さらに大浦湾側でマヨネーズ状の軟弱地盤が確認されており、基地建設予定地としての問題も指摘されている。

生活者ネットワークは、沖縄の民意をふみにじる政府の暴挙に断固抗議する

県は、防衛局が国民の利益を救済する行政不服審査法で埋め立て承認撤回の効力停止を求めたことや、国交相が承認撤回の効力停止を認めたことの違法性を指摘している。
県民投票条例に携わった成蹊大学法科大学院の武田真一郎教授は、「国が使えないはずの行政不服審査法の請求で県の『埋立て承認の撤回』の効力を停止した違法性と、違法状態のまま埋め立てを強行すれば、損害賠償と原状回復義務が生じることになるのではないか」と指摘、政府の一連の対応を問題視している。

8月11日、埋めるな辺野古沖縄県民大会に呼応する首都圏大行動のデモ。各地域の生活者ネットメンバーも多数参加

米軍キャンプ・シュワブ前や現場海域近くには反対する市民らが集まり、抗議の声を上げている。9月の知事選では、辺野古問題を最大の争点にした玉城知事が当選し、「辺野古反対」の圧倒的民意が示された。来年2月24日には、辺野古埋立ての賛否を問う県民投票が実施される。政府の、沖縄の民意・沖縄の自治を無視し、強行にすすめる土砂投入は決して許されるものではない。
東京・生活者ネットワークは、辺野古新基地建設の即時中止とともに、「辺野古反対」の沖縄の民意をふみにじる政府の暴挙に断固抗議する。

 

●12月6日、小金井市議会が「辺野古新基地建設の中止と、普天間代替施設問題に国民的議論を求める」意見書を可決した。●溯る9月25日、「辺野古新基地建設の中止と、普天間基地代替施設の問題について民主主義および憲法に基づき公正に解決するべきことを求める陳情書」(陳情者:沖縄出身で市内在住の若者)が賛成多数で採択。10月5日の最終本会議に上程、採択されるはずの意見書案は、共産党市議団が「判断が間違っていた。基地の国内移設を容認するのは党の基本的立場と異なり、賛成できない」と態度を翻したため賛成多数とならず、12月議会まで見送りとなった経緯がある。●今回の意見書採択は、この前代未聞の出来事を含む紆余曲折の末の決着ではあった。が、この間、意見書可決をあきらめない生活者ネットを含む議員有志による多くの働きかけが大きな効果をあげたものといえる。●とまれ、6日の本会議では賛成13、反対10の賛成多数で意見書は可決。小金井市議会での意見書採択の動きが全国へ広がり、「沖縄への差別の実態(米軍基地が沖縄に集中する実態)」を直視し、沖縄の米軍基地問題にかかる真の国民的議論が始まることを求めたい。