第24回参議院議員選挙閉幕 大河原まさこさん議席に届かず! 東京選挙区で小川敏夫さん当選

2016年7月11日 19時09分 | カテゴリー: ステートメント, トピックス, まちづくり, 労働, 国際・平和, 女性, 子ども・教育, 活動報告, 環境, 福祉, 議会改革,

第24回参議院議員選挙閉幕 大河原まさこさん議席に届かず! 東京選挙区で小川敏夫さん当選

2016年7月10日

東京・生活者ネットワーク

選挙戦フィナーレ、世田谷・経堂駅前での大河原まさこ演説会。応援にかけつけた、市民連合よびかけ人・上智大学教授の中野晃一さん。7月9日

選挙戦フィナーレ、世田谷・経堂駅前での大河原まさこ演説会。応援にかけつけた、市民連合よびかけ人・上智大学教授の中野晃一さん。7月9日

7月10日投開票の、第24回参議院議員選挙が幕を閉じました。東京・生活者ネットワークは、この選挙を「安倍政権の暴走を止める選挙」「改憲への道を阻止し、民主主義・立憲主義・平和主義を守り抜き、政治のあるべき姿を取り戻す選挙」と位置づけ、国民主権の政治を実現するため、国政取り組み方針を共有できる大河原まさこさんを比例代表で単独推薦し、全力で選挙に臨みました。東京選挙区では小川敏夫さんを推薦しました。結果、小川敏夫さんの6位当選を勝ち取り、東京選挙区では改憲勢力3分の2を阻止したものの、比例に挑戦した大河原まさこさんは議席に届きませんでした。

 

今回の選挙は70年ぶりの公職選挙法改正により18歳選挙権が施行され、有権者も240万人が増えました。メディアの批判精神が影を潜め、政権与党優位が語られる一方で、期日前投票は15.00%と過去最高をマーク。投票率の向上が期待されましたが、投票率54.7%と、前回比で2.09ポイント微増したものの、戦後4番目に低い結果に留まりました。戦後初、改憲勢力が両院で3分の2を超えましたが、自民党の単独過半数には歯止めをかけたかたちであり、また、1人区の選挙では、前回29勝2敗を誇った自民党を、今回は21勝11敗に追い込むなど、市民との連携を背景に「野党共闘」を実体化したことは評価に値する新しい動きです。一連の動きとともに、1人区における選挙結果を見れば、自公与党が国民の信を得たものではないことは明らかです。

 

東京選挙区の民進党候補者、小川敏夫さんとともに支持を訴える、大河原まさこさん。7月8日、八王子で

東京選挙区の民進党候補者、小川敏夫さんとともに支持を訴える、大河原まさこさん。7月8日、八王子で

改憲について安倍首相は、2018年9月までの自民党総裁の任期中に実現する意欲を示していましたが、この選挙期間中憲法改正にふれることなく、経済政策と野党批判を繰り返すなど、争点隠しに徹した選挙戦を展開。発議に必要となる参院の3分の2以上の議席を改憲勢力が占め、改憲に向けての道筋が開かれてしまったことを、私たちは肝に銘じる必要があります。今後は、かけつけ警護など安保関連法の具体的施行やTPPの批准に向けての審議など、これまで先送りしていた問題を強硬に進めていくことが想定、危惧されます。

 

4年目に突入した「アベノミクス」は国民の多くが実感できないばかりか、貧困層、階級と分断を生み出し、格差は広がるばかりです。すでに明らかとなったその失敗も認めず、国の借金はいまや1000兆円を超え、先進国の中でも最悪な財政状況にあります。安倍首相は、「この道を力強く、前へ」と経済政策を前面に訴えましたが、政治のあるべき姿・役割は、右傾化する国政に国民の大多数が強い危機感を覚えている実態や、貧困や格差社会の解消に取り組むことなく問題を先送りする政治からの脱却であり、国民の想い、意思や暮らしの不安を真摯に受け止めることにあります。

 

東京・生活者ネットワークは、政治を政党や議員だけに任せておくのではなく、生活の現場にいる普通の市民が参画し、解決策をともに導き出す新たな「市民政治」が必要だと考え活動してきました。憲法が守られ活かされる社会、脱原発、エネルギー・食料の地産地消、多世代にわたって暮らしを支えるセーフティネットの充実など、一人ひとりの人権が尊重される、持続可能な豊かさを実感できる社会を実現するために、地域から声を発し続けていきます。