許すな戦争法案! 基地は沖縄を平和にしない

2015年9月2日 22時36分 | カテゴリー: ステートメント, トピックス, まちづくり, 国際・平和, 活動報告, 生活者通信

「自治体議員立憲ネット」視察団として、沖縄基地問題の現状を視察・交流!!

 

自治体議員立憲ネットワーク視察団としてキャンプ・シュワブゲート前の資材搬入阻止座り込み行動に合流。右から東京・生活者ネットワーク都議の西崎光子、山内れい子、小松久子。7月29日

米国の戦争に加担できる国づくりを強行に進める安倍政権。この暴挙に対抗し、地域から立憲主義と平和を確立しようと生活者ネットを始めとする超党派議員が集まり「自治体議員立憲ネットワーク」(以下:立憲ネット)を設立して1年あまり。日米安保を論点に沖縄基地問題の現状を視察・交流するため、立憲ネット共同代表・世話人の活動の一環として7月2829日、沖縄を訪問した。

立憲主義が危うい! 基地は沖縄を平和にしない

立憲ネット視察団は、生活者ネットワークから西崎光子(共同代表)、山内れい子、小松(世話人)の都議3人。ほかに民主党、社民党などの議員に加え顧問である前参議院議員の大河原雅子さんら11人。

 

船で辺野古沖を巡回視察する、東京・生活者ネットワーク都議(杉並区)の小松久子

在日米軍基地の7割以上が集中し名護市辺野古新基地建設を抱える沖縄は、安全保障関連法案が衆議院を通過し参議院で審議が進む現在、法案がもつ危険な本質を最も象徴的に表している地域だ。

昨年、基地建設反対を掲げる翁長雄志知事が誕生した沖縄の県庁をまず訪問した。6月議会で成立した、外来生物の侵入防止を理由に「県外からの土砂搬入を規制する条例」に関して知事与党会派のみなさんと意見交換。埋め立て抑制の効果が期待される条例だが、可決までの党派を超えた連携プレーや職員によるサポートもあったことをうかがう。

 

キャンプ・シュワブゲート前で。左から東京・生活者ネットワーク都議の山内れい子、小松久子、西崎光子

29日水曜日は、県内の議員たちが毎週行っている「止めよう辺野古新基地建設議員団」早朝行動の日。私たちも6時半からのキャンプ・シュワブゲート前の資材搬入阻止座り込みに合流した。この日の参加者はカナダ、インドなどからの国際人権NGOメンバーも含めて約350人。警備会社の隊列に阻まれ警官ににらまれながらも、身体を張った抵抗が続く。船による辺野古沖の巡回視察も貴重な体験だった。海上保安庁のボートに追いかけられながら、こんな美しい海と自然を破壊するほうが重罪ではないのか、と思わずにいられなかった。

沖縄に、基地はいらない!

元宜野湾市長、伊波洋一さんに嘉数(かかず)高台展望台を案内していただいた。市内中央にある普天間基地が一望できる沖縄戦の戦跡が残る場だ。ここが「航空法に基づく飛行場ではない」ことを伊波さんの話から知る。航空機安全基準は適用外、世界一危険な運用が行われ、しかもオスプレイが強行配備される。他方、嘉手納飛行場は極東最大の基地だ。町の8割を占め、米軍機が轟音を立てて頭上を飛び交う。

84日、政府は批判回避をねらい辺野古工事の一時中断を発表した。だが沖縄の民意が基地を望まないことは、「オール沖縄」で勝利した知事だけでなく衆院選、名護市長選や同市議選の結果を見ても明白だ。軍用機の飛来や軍事施設のない暮らしこそが県民の悲願だ。

日米新ガイドラインを先行改訂し違憲法案を振りかざす前に、「基地は必要なのか」、それこそを問い直すべきではないのか。

東京・生活者ネットワーク都議会議員 小松久子(こまつ・ひさこ)[杉並区選出] 

―生活と政治をつなぐ情報紙 月刊『生活者通信NO.288』(201591日号より再掲)-