市民放射能測定データサイト「みんなのデータサイト」がオープン

2013年10月2日 22時12分 | カテゴリー: トピックス, まちづくり, 環境,

9月7日、慶應義塾大学三田キャンパスを会場に、「市民放射能測定データサイト(通称:みんなのデータサイト)」、オープニングフォーラムが開催されました。

「みんなのデータサイト」は、全国の市民放射能測定所が、測定した食品などの放射能データを一元化し、品目や地域ごとに、だれでも手軽に検索・閲覧することができるサイトとして、9月7日にスタートしました。

2013年9月7日、慶應義塾大学三田キャンパスで開催された、市民放射能測定データサイト(通称:みんなのデータサイト)オープニングフォーラム

「みんなのデータサイト・プロジェクト」を運営する、みんなのデータサイト運営委員会は、「市民放射能測定所(CRMS)」、「未来につなげる東海ネット・市民放射能測定センター(Cラボ)」、「こどもみらい測定所(全国市民放射能測定所ネットワーク・世話人)」、「高木仁三郎市民科学基金」の4団体を中心に構成されています。また、このプロジェクトには、慶應義塾大学地球環境スキャニングプロジェクトが協力しています。

みんなのデータサイト・プロジェクトの趣旨
〈2011年3月11日の東日本大震災によって、福島原発事故が発生し、放出された放射能によって、福島を中心とする東北、東日本から、さらに広域にわたって、放射能汚染が広がりました。私たちの身の回りの空気も水も土も食べ物も、日常の暮らしの中で、放射能による汚染を心配しなければならない状況となり、なおかつ、政府などの行政側からの信頼できる情報発信が極めて不十分であったことから、全国で、市民がお金を出し合い、放射能測定機器を購入して、食品や水や土壌などを中心に、放射能測定に取り組む活動が広がってきました。
このプロジェクトで運営する「みんなのデータサイト」は、全国の市民放射能測定所での測定データを共通のフォーマットで蓄積し、一般の方にもわかりやすいかたちで、食品などの放射能汚染の実態を発信することを目的とします。
日々の暮らしに不安を感じる多くの人たちに活用してもらうとともに、そのような汚染がどのような食品に多いのか、少ないのか、地域的にはどのように広がっているのか、また、時間の経過とともにどのように変化していくのかといった分析にも役立てていくことを目指します。〉

みんなのデータサイトの画面

9月7日のオープニングフォーラムでは、サイトの利用方法の説明、また参加している市民測定所メンバーからの報告や意見交換などがありました。
現在のところ、全国20カ所ほどの市民放射能測定所が参加しています。みんなのデータサイト運営委員会では、さらに多くの測定所に参加をよびかけています。