格差論争を超えて・格差論が見過ごしていること

2006年10月11日 15時05分 | カテゴリー: 福祉

市民の政治学校2006

 〔講師〕東京大学大学院人文社会系研究科助教授・白波瀬佐和子さん

 格差論争が飛び交うなか未来プロジェクト企画「市民の政治学校」は、格差の本質を知るための講座を開催。
 講師の白波瀬先生は、格差論争の前に格差の本質に迫ることの必要性を力説された。格差の背景にある構造的な要因を考慮し、価値や社会正義の問題を強調した概念が「不平等」であり、格差は自然発生的なものではない。過激な格差拡大論は要注意ではあるが、社会的に無視できない分析視覚のひとつであり、根幹的な社会問題である。特に高齢単身女性は経済的に恵まれない状況にある。
 格差是正のための政策立案に大変示唆に富んだ学習となった。